院内研修・研究活動
院内研修制度
施設内教育カリキュラムは、新人研修、必修研修、役割研修、専門別勉強会の4項目に分け開催しています。
内部講師はもちろん、外部からも多数の専門講師を招き質の高い研修が受講できます。施設内では研究会が年1回(定例1月第2金)開催されますが、院外への参加も積極的です。
専門別勉強会は、臨床での実践課題に応じて職員が主体的に企画運営しています。
キャリア開発支援研修企画
新人研修
- 新人オリエンテーション
- 施設の構造、組織の概要を知り、社会人としての自覚を持つための研修。看護・介護の基礎技術を学ぶ
- 3ヶ月フォロー研修
- 対人関係を学び、職場環境への適応を促す
- 6ヶ月フォロー研修
- 急変対応やインシデント発生時の対処方法を学ぶ
- 1年目研修
- 自己の看護・介護を振り返り客観的評価を行い課題に気付く
必修研修
- 救急・蘇生研修(ABL)
- 対応マニュアルを学び、実践技術が習得できる
- 接遇研修
- 患者や家族の満足度を満たすための社会人としての接遇を学ぶ
- 情報管理研修
- 個人情報の取り扱いやプライバシー保護の具体的方法を学ぶ
- 倫理研修
- 社会人としてのモラルを学び、組織人として自己の振り返りができるようになる
- 高齢者・認知症ケア研修
- 高齢者の特徴を理解し、認知症対応について実践現場の課題に気付く
- 感染管理研修Ⅰ
- 感染管理に必要なスタンダードプリコーションと感染経路を学ぶ
- 感染管理研修Ⅱ
- 感染動向情報を知り、感染症に関する知識を深め対応策を学ぶ
- 医療安全管理研修Ⅰ
- 事故への対応と報告について学ぶ
- 医療安全管理研修Ⅱ
- 事故報告内容の傾向を把握し、要因を考え事例検討し分析方法を学ぶ
- 医療安全管理研修Ⅲ
- 組織内のセーフティマネージメント活動内容報告と、今後の課題を考える
- 医療ガス安全管理研修
- 医療ガス(酸素・吸引)安全管理と防災システムを学ぶ
- 褥瘡管理研修会
- 褥瘡予防とケアの実際について栄養管理の視点から学ぶ
- ハイリスク医薬品研修
- 施設で取り扱うハイリスク医薬品製剤について学ぶ
役割研修
- プリセプターシップ研修
- プリセプターの役割を理解し、新人(中途)の円滑な受け入れ。自分自身の基礎技術の確認
- リーダーシップ研修
- リーダーシップについて理解し、部署目標に応じた組織内での行動ができるようになる
- マネージメント研修
- 問題解決方法や課題解決、危機対応の判断や組織調整能力を学ぶ
専門別勉強会
- 看護・介護研究講座
- 計画書作成と研究の進め方が理解できる。(個人指導)データー収集と処理
- 排泄ケア研修
- スキンケアを含む介護用おむつの基礎知識を学ぶ
- 食事に関する研修会
- 口腔ケアの基礎知識、嚥下困難者の食事介助法などを学ぶ
- ターミナルケア勉強会
- 終末期ケアに関わる人の心について理解を深め、事例から学ぶ
- 高齢者リハビリ研修
- 集団レクリエーションやリハビリテーションについて学ぶ
- フィジカルアセスメント研修
- 身体症状変化の情報収集から考える力を学ぶ
- コミュ二ケーション研修
- 専門職業人として組織内の役割を理解し、より良い人間関係作りを学ぶ
- 介護基礎技術研修
- 施設介護マニュアルに沿った介護の基礎技術を学ぶ(10回シリーズ)
平成27年度から専門別勉強会以外は、時間内研修に変更。職員必修項目は4~5月に実施します。
必修項目は全職員が受講できるよう1年間を通して分散して行っています。 研修は実践に活用できるよう演習を取り入れ、体験的に学んでいます。
看護部研究活動
1年間の看護介護活動実績として各所属管理者を招き、年1回研究発表会を開催しています。ケースレポートは就職2年目の課題としています。
研究発表はプレゼンテーションだけではなく、取組み姿勢も評価に加えて成果に対して表彰を行う、看護部には大切な行事です。
広島県病院学会、広島県老健大会、中国四国ブロック老健大会、全国老健大会、広島県看護協会西支部研究会、日本看護学会学術集会(3領域)など積極的に参加をしています。
看護部図書は自由に閲覧でき、購読雑誌、看護図書案内もしています。研究活動のための文献検索は、広島県看護協会の他に広島赤十字看護大学図書室も利用できるように準備しています。